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決まり切ったものはない

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ブログやツイッター、音声配信など、いろいろな媒体を通じて、コーチングに関連する内容をお伝えしています。

読んでくださった方、聴いてくださった方の役に立つような情報をお伝えしたいと思いながら発信をしています。

情報が役に立ったという感想をいただいたときは素直に嬉しく感じますが、

同時に、発信している内容が唯一の正解だと思われないように気をつけています。

 

私たちは知識の無いものは認識できません。

ですから、知識が少ないとスコトマだらけになってしまいます。

しかし、知識もまたスコトマを生みます。

「AはBである」ということを唯一の正解だと信じると、AがCやDである可能性が見えなくなるからです。

そのため、常に別の可能性があることを頭の片隅に置きながら学んでいくことが大切になります。

 

また、知識には抽象度の階層性があります。

スコトマというコーチングの用語ひとつ取っても、

定義だけ知っている状態

他の概念との関連がわかっている状態

スコトマが外れる体感を知っている状態

意図的にスコトマを外せるようになった状態

といった理解や体感の深さによって、その人にとっての知識の意味は変わってきます。

そのため、同じ知識に関する情報でも、その人の状態によって役に立ったり立たなかったりします。

何かの情報を得て、「そうだったのか!」と気づいた瞬間に、その情報はもうその人には不要になっているということもあります。

  

私自身も、3ヶ月前、半年前とはコーチングに対する理解や体感が全くと言っていいほど別物になっています。

もちろん、体系の重要な概念や原理原則は変わりませんが、それに対する私自身の理解や、運用する際のイメージは異なっています。

 

その時々のベストを尽くしてお伝えするしかないのですが、その情報が自分自身の無限の可能性に気づくきっかけとなれば嬉しいです。

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