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人として成長する

コーチングは一般的に、スポーツやビジネスといった分野において能力を効率的に伸ばす手法として認識されているように思います。

実際、コーチングを受けたり自分で実践していくと、能力はこれまでとは比較できないスピードで伸びていきます。

しかし、ルー・タイスの遺した本やプログラムを色々と見ていくと、コーチングを単なる能力開発の方法としては捉えていなかったことが感じられます。

 

ルー・タイスは様々な場面で、人として成長すること、もっと大きくなること、成熟した人間になっていくことの重要性を繰り返し強調します。

現状の外側にゴールを設定しゴールを実現する過程を通じて、内側に眠っている能力を引き出すだけでなく、強い精神力を獲得することや人間的に成長し成熟することをコーチングに触れる人々に期待していたように思います。

もちろん、能力と人間性を分けて考えることはできません。

強い精神力や成熟した人間性があるからこそ、抽象度の高い利他的なゴールを本気で目指したいと思うでしょうし、困難な状況でも最後までやり遂げることができます。

  

現状の外側のゴールを実現していくなかで、能力を開花させていくだけでなく、人として成長していこうとすれば、マインドの使い方はさらに上手になっていきます。

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