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余計なことをしない

コーチングにはマインドを上手に使えるようにしていくための様々なワークが用意されています。

アファメーションやビジュアライゼーション、セルフトークのコントロールをはじめ、私たちのエフィカシーを直接的間接的に上げていくための方法がたくさんあります。

それらのワークを行う際に意外と重要なのが、結果や効果を期待したりせず、形式に沿ってただワークに取り組むことです。

 

私たちは何らかの結果や効果を期待するからこそワークに取り組むわけですが、ワークに取り組んでいる間は結果や効果を期待する気持ちは一旦横に置いておくほうが良いです。

なぜなら、ゴールの自己イメージを高めるワークに取り組んでいても、「これでエフィカシーを上がったらいいな」「もっと自信がつくといいな」と思ってしまうと、現状の臨場感のほうが強くなってしまうからです。

アファメーションやビジュアライゼーションだけでなく、ほとんどのワークは「ゴールを実現している自分」の臨場感を上げる技術です。言い換えれば「エフィカシーが思い切り高い自分」に臨場感を持つための方法論です。

しかし「エフィカシーが上がったらいいな」という思考は、エフィカシーが上がっていない自己イメージから生まれるものです。そのため、せっかく行ったワークの効果を下げてしまいます。

 

どのワークも形式に従って取り組めば自然とエフィカシーが上がり、ゴールの世界の臨場感が上がるように設計されています。

ワークを行えばエフィカシーは確実に上がるのですから、「エフィカシーを上げよう」とは考えず、安心してただワークを行うことでさらに効果が上がります。

リラックスして、行うことに集中しながら気になったワークに取り組んでみてください。

参考図書 マインドの教科書

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